質屋と担保

一昔前、まだカードローンがなかった時代に借入を行うには、質屋に品物をおさめて担保にし、お金を借りると言う方法がメジャーでした。これは、もし借入をした人が何らかの事情で返済をすることができなかった場合に、質屋がその物品を回収することで損失の補填をします。

しかし現代では質屋は激減し、カードローンがメジャーとなりましたが、このカードローンでは担保を必要としないケースが多いです。それは何故なのでしょうか。

カードローンで担保が必要ない理由

カードローンで借入をする場合に担保を必要としない理由は、実は極めてシンプルです。それは、昔と比べると現代では物品の価値が下がっているためです。現在の日本には多くの物が溢れかえっていて、大抵のものは廉価で購入することができるようになりました。

そのため、品物を質屋に入れても、余程のものでない限り大した額にはなりません。つまり、担保が担保の意味を無くしているということなのです。

対物信用にかわる対人信用

質屋による借入システムは対物信用と言いますが、現代の借入システムの主流は対人信用です。対人信用は、価値が下がった物ではなく、借り入れた人の収入(給料)を信用してお金を貸すと言うもので、言ってしまえば借入をする労働者自身が担保のようなものであるため、物品による担保は不要なのです。事実、カードローン会社の殆どで担保は不要とされており、保証人も不要であることが多いです。